森庄コンサートを終え、演奏後ホッと一息ついたら、長年使って来たiPhoneを地面に落として液晶が割れ、そのまま携帯の画面が謎めいた青白い縞模様しか映らなくなりました。
幸いにデータはバックアップしてあり、中のデータ自体も残っているようで助かりましたが、4月に携帯保証を「ま、長年大切に使ってるからもういいや」と解約した途端の破損。
あまりにタイミングが良すぎて、ちょっと笑えました。トホホ。
(みなさん保証はずっと入っておいた方が良いですよ。)
そんな訳でケータイが iPhone4sから、iPhone6になりました。
液晶がきれいです。
今度はがっつり保険に入っておきたいと思います。
先月、友人のギタリスト大江和基くんからの誘いで、京都の妙心寺という大きなお寺で小笠原諸島の母島から修学旅行でやってきた6名の母島中学校の生徒さんの前で演奏するという機会に恵まれました。
小笠原諸島!
遠いところからよく来て下さいました。
境内のお庭が見える抜群のロケーションのなか、大江君がウクレレを弾いて、僕がギターを弾きました。
母島中学校の生徒さんたちの目がキラキラと輝いていたのがとても印象的で、演奏後に母島の好きなところを生徒一人一人が紹介してくれるコーナーがあり、生徒や先生の皆様と交流することも出来て、大変楽しい時間を過ごすことができました。
その妙心寺での演奏後、しばらくして母島中学校から一通の封筒が届きました。
その中を開けてみると、校長先生のお手紙、そして生徒さん一人一人からのメッセージカードと写真が入っていました。
思わぬサプライズに心が踊りました。
ゆっくりと宝物のようにして読んでいます。
母島へいつか本当に行ってみたいと思います。
母島中学校のみなさん、どうもありがとう!
↓母島の場所
関西も梅雨入りしました。
5月はいろんな花が開花しましたが、梅雨にも季節は素敵な花を用意していますね。
写真は近くの料亭さんで咲いていた紫陽花。キレイですね。
先日のコンサートでは雨の日にもライブを楽しんで頂けるように雨の雫をモチーフにした新しい曲を披露しました。
今のところ「Rain Carnival」という名前にしてありますが、少し変わるかも知れません。
曲名をつけるのが相変わらず難しい。。。
僕のホームページアドレスが
http://daichi-guitar.jimdo.com
から
http://moritadaichi.com
に変わりました。
同じサーバーを使っているので、どちらでも閲覧可能です。
(後者が本格始動するのは数日後)
そして、トップ画像も変わりました。
僕の大学時代の同級生であり、プロのカメラマンでもある友人が撮ってくれた写真です。
彼は僕のアーティスト写真をいつも撮ってくれて、そのほとんどが僕のアルバムに使われています。
本当にありがたいことです。
あと、このサイトのどこかにちっちゃなギターのイラストが加わりました。
さあ、どこでしょうか!
ぜひ見つけてみて下さい。
ちょっとずつ変わります。
フィンガーピッキングでギターを演奏するときに欠かせないテクニックが、ずばりアルペジオ。
かたがアルペジオされどアルペジオ。
なかなかどうしてあなどれないものです。
直訳すると分散和音とよく訳されますが、そのパターンは無限にあります。
例えば、クラシックギター表記では右手親指をp、人差指をi、中指をm、薬指をaとしますが、
はい、ここで数学の時間!
「p,i,m,aを並び替えるとその順列は何通りあるか」
センター試験に出てきそうな問題ですね。
答えは「4P4」で24通りですね。
(合ってますよね!? うちは全員文系人間しかいないので確認する人がいません笑)
では、そのpimaの組み合わせを二乗するとどうなるでしょうか。
なんと576通りまで増えるのです。
たとえばpimaを8分音符として、4拍弾くと一小節の中に576通りのアルペジオが存在するのです。
これは単音の場合ですので、複音にするとまた組み合わせが増える訳です。
むむ、なんだか難しい話になってきたぞ。みゃー!
はい、落ち着きましょう。
もちろん、576通りのアルペジオパターンが存在するからといってその一つ一つを順番通りに練習する必要は無いわけで、その中で代表的なアルペジオパターンを演奏出来るようになれば、ほぼどのアルペジオを弾くことが出来ます。コツはいりますけどね!
という訳で、森田大地のギター教室では目下アルペジオの練習に重きをおいて開催中です。
数学にお詳しい方、「計算が間違ってるゾ!」と思われた方、
そして「そんな森田大地にギターを習いたいゾ!」
と思われた方はこちらまで、ご連絡お待ちしてます。
先日このブログで出題した「ちっちゃなギターのイラスト」の場所、みなさん分かりましたか。
ここです。(写真のChromeという字の下にちっちゃな小さい緑色のギターが!)
ちなみに、この部分のことを「ファビコン」と言うみたいです。
ブックマークにも表示されるようですので、みなさんこれを機会に私のホームページを「お気に入り」に登録して下さると、森田はとても喜びます。
ブログも、もりもり更新していきたいと思います。
おかげさまでヤマハでの月一回の特別レッスンも無事に一年を過ぎ、京都では個人レッスンも続けさせてもらっています。皆さんギターに対する情熱があって、教える方としても学ぶことが多いです。
さて、レッスンの目的は言うまでもなく上手になることなのですが、それをうまく次につなげるときに大切なことは「弾ける自分を大切にすること」だと感じています。
ギターに限らず、芸事というのはなんにせよ、極めることを目指せばそれは果てしない山脈を登り続けるということと似ていて、終わりがありません。
その中で常に意識してもらいたいのが、今出来ていることを大切にすることです。
どんな大きな山でも、毎回海抜0メートルから登っていたら大変です。
でも、登って、休み、登って、また休み。という繰り返しをしながら登っていたら、
いずれ山頂は見えてきます。
僕も現在クラシックギターという大きな山脈に挑戦していて、その中で出来ないこともたくさんあり、もがくことも多々あります。
でも、途中で息切れしないように、ちゃんと自分の登ってきた場所を確認しながら、次へと進んでいこうと思っています。
話は変わりますが、大学のころ、実は僕は「山の会」という山岳サークルに所属していました。
その山の会の先輩にまさに山男がいました。通称ノムさん。
ノムさんは山が恋人みたいな人で、どんな山でも一番大変なルートで登ります。
引率される僕ら後輩はもういつもヘトヘト。登山口まで車でいける道路があるのに、
「そんなの邪道よ!」と言わんばかりに、当然のように登山口まで歩くルートをしっかり歩かされました。
そんな山ではめちゃ硬派なノムさんは、下界でも風呂なしのアパートに住み寝袋で寝るという、昭和の山男を地で行くような生活をされていました。
ノムさんとは卒業してからしばらく音信不通でしたが、何年か前に南米の最高峰のアコンカグア(6960m)に単独で登ったそうです。
無事でなによりです。
7月のコンサートのお知らせです。
毎回盛況を頂いている森庄コンサート第六回を7月19日に開催します。
今回のコンセプトは「Traditional」
ギターは世界各地で様々な音楽を吸収し、独自の発展を遂げ、受け継がれています。
そんな各地の風土に根ざした音楽を一本のアコースティックギターでお届けしたいと思います。
皆さま、ぜひお楽しみ下さい。
<ぎおん森庄コンサートvol.6>
日時 7月19日(日)
開演 14:00 開場 13:30
会場 ぎおん森庄
参加費 2500円(お茶とお菓子つき)
ご予約は075-551-0622(森庄)
またはこちらのメッセージフォームよりお名前と人数をお知らせ下さい。
住所
京都市東山区上弁天町435-6 →マップ
「ぎおん森庄」 ホームページ
京阪 祇園四条から徒歩10分
阪急河原町駅から徒歩15分
八坂神社より徒歩5分
昨日少し時間があったので、御池通りにあるアコースティックギターCD専門ショップ「プー横丁」さんへCDを買いに行きました。
買ったのは
Bert Jansch「THE RIVER SESSIONS」
Tony Mcmanus「MYSTERIOUS BOUDARIES」
の二枚。
どちらもとても良いアルバムでした。
Bertの「THE RIVER SESSION」に入っている「angi」、素晴らしいです。
ジャケット写真から推察するにおそらくMartinのD-28を使用していると思うのですが、
エッジの効いた名演が繰り広げられています。(ライブ録音)
Tonyの「MYSTERIOUS BOUDARIES」はバッハなどのクラシックの楽曲をアコースティックギターで演奏するという意欲作。クラシックをアコースティックギターでアプローチするというスタイルはまさに今の僕が求めていたものだったので、大きな指標となる作品でした。
プー横丁さんはおそらく日本で一番アコースティックギターのインストCDを扱っておられるお店ですので、アコースティックギターインストに興味のある方はぜひ一度足を運ばれてみて下さい。
プー横丁へのアクセスはこちらから。
仕事柄夜遅くに帰宅することが多いのですが、毎週日曜日の深夜にやっている「ヨルタモリ」は面白いですね〜。
いいとも辞めてからのタモさん、なんか生き生きしてますね。
やりたいことやってる感じで。
「森田」界を代表して、いつまでもゆるく頑張ってほしいです。
毎回ゲストがやってくるのですが、来週はなんと甲本ヒロトが来店!
これは見なきゃ!
まちなかを歩いていたら、ハンコ屋さんで衝動買いしてしまいました。
いろんなハンコがあったのですが、ちょっとチャーミングなこのハンコを選びました。
ハンコってあれですね、意外とちゃんと押すのが難しいです。
強く押すとずれるし、軽く押すと薄いし。
絶妙な力加減が求められるのはギターのピッキングに似ていたりして。
今月末は久しぶりに関東まで演奏へ行きます。
場所は神奈川県、藤沢市です。
会場は「さんわーくかぐや」という障がい者のための自立支援活動をされている施設です。
この僕と「かぐや」さんとのおつきあいは実はとっても深くて、
僕が東京で暮らしていたころに、友人の紹介でかぐやでのお祭で演奏させてもらったのが縁のはじまり。
後に僕が京都に帰ってからも、お祭りに呼んでもらったり、
また、かぐやの皆さまが僕が働いている旅館に泊まりに来てくださったりと
家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いています。
太平洋の陽の光がさんさんと注ぐ園内はとても開放的で、畑があったり、竹林があったり、木工所があったりと、わくわくするような施設で僕が大好きな場所です。
今回のコンサートは、実はちょっと意味があるのですが、
それは会場に着いてから皆さまの前でお話しようと思っています。
久しぶりの関東方面の演奏です。
皆さまぜひお越し下さいませ!
なんと入場無料です!
< 森田大地コンサート「あさっての君に」in 藤沢市 >
日時 6月27日(土)開演14:00
場所 さんわーくかぐや
参加費 無料(ご予約をお願いします)
会場住所 神奈川県藤沢市本藤沢6-12-1
小田急線「善行」駅より徒歩7分から10分
ご予約 0466-77-8610(さんわーくかぐや)
サンワークかぐやHP
http://www.sunwork-kaguya.com/top.html
さんわーくかぐやアクセス
東京で一人暮らしをしていたころ、一匹の野良猫と仲良くなりました。
首筋に三日月形の白い筋が入っていたことから影丸と命名しました。
横山光輝の忍者漫画「伊賀の影丸」から名を拝借したことは言うまでもありません。
影丸と森田はその後、とても仲の良い関係となるのですが、それはまた明日に。
影丸シリーズ続きます。
影丸正面図です。
なかなかに鋭い目をもっております。
ここらあたりに影丸の忍びのセンスを伺い知ることが出来るのではないでしょうか。
傍から見ていると野良猫界もなかなかの競争社会でして、日々餌にありつくために、
熾烈な縄張り争いをしているようです。
森田はその後影丸との距離を縮めるためにある作戦に打ってでます。
その作戦とはいかに!?
(続く)
じわりじわりと間合いをよせる影丸。
実はこの時、僕と影丸との間にはだしをとるために使ったかつお節が。
常にお腹を空かしている影丸に目をつけた僕はかつお節で影丸との距離を縮めようと策略しております。
野良猫だけになかなかの警戒心を持っていますが、エサに対する姿勢は貪欲です。
かつお節の場所を次第にアパートの玄関に近づけ、
影丸を我が屋へ誘導するというのが影丸おびき寄せ作戦の概要です。
忍びとしての本能が勝るか、あらがえぬ食欲が禁断の間合いを縮めるか、
影丸の運命やいかに!?
(続く)
「かつお節おびき寄せ作戦」が功を奏して、まんまと影丸を自室に招き入れることに成功しました。
この時から僕と影丸のウィンウィンな生活がはじまりました。
僕がごはんを作るころになるとやってきて、その時の余り物を影丸が平らげ、影丸は癒やし猫としての安らぎを提供してくれます。
円満な影丸との生活は続きます。
(続く)
一気に距離が近づいた影丸と僕。
写真はすっかり我がアパートを自分の牙城とした影丸の姿。
僕のノートパソコンを踏みにじりながら堂々の物色をしています。
この頃になると、僕が授業が終わってアパートに向かうとき、口笛を吹くとアパート前に
颯爽と影丸が現れる…
というステキな信頼関係を築くことが出来ました。
「ぴぃ〜!」っと口笛を吹くと、「にゃ〜」と影丸。
孤独な東京暮らしのなか、影丸はなくてはならない存在となっていくのでありました。
(続く)
(6日に及んだ影丸シリーズ最終回です)
影丸との蜜月は、僕が京都に帰るという出来事で終止符を打たれることとなりました。
思えば影丸はなぜ僕のアパートを選んだんでしょうか。
僕の住んでいた界隈では野良猫愛好家の皆さまが数多くいて、
街ねこ保存会なるものが存在し、野良猫にエサをやる人も多く、
猫にとっては悪くはない環境だったはず。
そんな猫にとって好待遇の街のなか、僕のアパートを選んでくれた影丸の心境はどのようなものだったでしょうか。案外波長が合っていたのかも知れません。
影丸は今ごろどうしているかな。
そんなことを思いながら、昨年東京へ演奏へ行った時、何気なく僕が暮らしていたアパートの近くまで行き、「まあ、そんなことはないだろうな…」と期待もせずに「ぴゅ〜」と口笛をならしてみたら、
なんと、
まさかの影丸登場!
そして、かつてのように甘えてくれるではありませんか。
これは嬉しかった。
猫の寿命はもちろん人間より短いもの。
いまこのときも影丸はどうしているのか知る由もありませんが、
いつまでも元気でいて欲しいです。
もしかしたら、既に新しいパートナーを見つけたかな。
いずれにせよ、元気にやってくれよ、影丸!
(おしまい)
次回の森庄コンサートは「Traditional」と銘打って楽曲をお届けしようと思っております。
ギターという楽器は大衆楽器としても大変優れていまして、持ち運びが出来るということから、人々の生活に大変よく馴染んできた楽器だと思っています。
まだラジオやレコードがない時代、アメリカでは庶民がコンサートに出かけた後、家に帰ってそのコンサートの曲をギターで模倣したと云われています。
持ち運びが出来て、コード、メロディを奏でられる楽器として、ギターはその本分を最高に活かした訳ですね。
そんな大衆楽器としてのギターは、20世紀スペインのギタリスト、アンドレス・セコビアによってコンサート会場でも演奏可能な楽器としてその地位を向上させることになります。
それまではギターはその音量の小ささゆえにクラシック界では過小評価されていたといいますから、セコビアの功績はやはり偉大なもので、もしセコビアがいなければギターのその後のあり方も変わっていたかも知れません。
そして、20世紀は、アコースティックギターの台頭、エレキギターの進化とギターはめまぐるしく多様化していき、大衆音楽の発達とともにギターは眼をみはるような発展を遂げます。
まさしく「20世紀はギターの世紀」といっても過言ではないでしょう。
そんな大衆楽器としてもコンサート楽器としても不動の地位を得たギターで、今回は各地に伝わってきた音楽をアレンジしてお届けしようと思っています。(もちろんオリジナル曲も演奏します)
現在コンサートに向けて、いろいろと選曲と編曲を工夫しています。
とても楽しみです。
2015年も折り返しですね。
本当に日々が過ぎるのが早い。
年のはじめ、僕はけっこう映画(レンタル)を見ていたのですが、
この「横道世之介」という映画は良かったです。
舞台は1987年の東京、横道世之介という大学生の日常を切り取った、
特にメリハリがあるわけじゃないとてもゆるい映画です。
ゆるいですけども、なにか観たあとにふっと残るものがありました。
音楽が高田漣さん。亡くなったフォークシンガー高田渡さんの息子さんですね。
このあたりもグッと来るものがあります。
映画ネタが続きます。
「マイ・バック・ページ」妻夫木聡、松山ケンイチ (2011年)。
いわゆる70年代の学生運動を描いた映画なのですが、新人記者役の妻夫木が取材を続けるなかで、次第に暴走化する活動家(松山ケンイチ)に感情移入して、魅了されてしまうという物語。
時代の熱が伝わるような作品でした。(好き嫌いは別れると思います)
実話に基づいた話のようです。
二人とも見事な演技でした。
松山ケンイチの鋭い、時に、狂信的な眼光が印象的です。
妻夫木聡は「新人」役をやらせたら右に出るものはいないんじゃないかと思うぐらい素敵です。
音楽はクラムボンのミトさんが担当。
効果的な音楽も良かったです。
タイトルは言うまでもなく
ボブ・ディランの「My Back Pages」から来ているでしょうね。
Ah, but I was so much older then , I'm younger than that now
あぁ、あの時、僕は年老いていたけれど、今の僕のほうがずっと若いんだ。
この歌詞がとても好きです。
↓ボブ・ディランデビュー30年記念での「My Back Pages」
ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ニール・ヤング、トム・ペティ、ロジャー・マッギンらが共演するという超弩級の夢のコラボです。
松山ケンイチしばりで映画をもう一つ。
「ノルウェイの森」(2010年 トラン・アン・ユン監督)
言わずと知れた村上春樹のベストセラー小説を映画化した作品です。
個人的な感想は、「小説とはまったくの別物、として観たらなかなか良いのかも知れない。」
というものでした。
村上春樹の小説はついついいつも手が伸びてしまい、ほぼ全ての作品を読みましたが、
小説「ノルウェイの森」は村上作品のなかでもけっこう色が濃い作品だと思います。
背景の描写が細かいけれど、謎めいたところはものすごく謎のまま残されていて。
少なくとも初期の羊三部作とはかなり雰囲気が違います。
(羊三部作は潔い意味で内容がぶっ飛んでますから)
上下巻の長編なので、それを2時間少々の映像に詰め込むというのはかなりの難技だったはず。
なので、細かい描写はかなりスルーされていて、小説での名脇役「突撃隊」もちょっとしか登場しません。残念。
ただ良かったな〜と思ったのはロケハンです。
これがイメージしていた描写とぴったりでして、それだけでも見る価値があったと思います。
キャスティングも難しいところですね。
「キズキ」役の高良健吾は、ドンピシャでした。
ちなみにビートルズの「ノルウェイの森」はコード進行がとても複雑です。
普通こうは続かないだろうというコードが続いていきます。
だからこそあの不思議な世界感が醸し出されているのかも知れません。
散髪に行った帰り道に近くにある「六花」さんという喫茶店でコーヒーを飲みました。
そのコーヒーがとても美味しくてびっくりしました。
オオヤコーヒーという京都の焙煎屋さんのコーヒー豆を使用されていました。
美味しいコーヒーというのは体にすーっと気持ちよく馴染みます。
京都の喫茶店はレベル高いなあと思ったのと同時に、とても素敵な喫茶店と出会うことが出来て嬉しかったです。
日曜日、梅田でのヤマハレッスンの帰りみちにデモを見かけました。
集団的自衛権はいらない!というシュプレヒコールの主体となっていたのは学生さんたちでした。
それも男の子だけじゃなくて、女の子も多かった。
見ていてとても賑やかなデモで、まだまだ未来は明るいゾと思いました。
今の国会を見てるともうめちゃくちゃですね。
大多数の憲法学者が違憲判断としているのに、集団的自衛権をフグに例えて合憲としたり。
詭弁もここまでひどくなると、呆れてしまいます。
梅雨も半ばを過ぎた感があります。
紫陽花が満開です。
先日とある茶会に参加して、紫陽花の葉の上に置かれた和菓子を頂いたのですが、
その紫陽花の葉が桜餅の桜の葉ような感じだったので、この紫陽花の葉も食べられるのかなと思って
聞いてみたら、食べたら毒とのことでした。
食べる前に聞いておいて良かったです。
この頃20世紀初頭のフランスの印象派の大家作曲家のドビッシーのCDを聞いています。
日本では「月の光」というピアノ曲で大変な知名度がある作曲家です。
確か岩井俊二の「リリイ・シュシュのすべて」で挿入歌で用いられていました。
これまでドビッシーの作品は腰を据えて聞いていませんでしたが、やはりものすごく魅力的な響きがあります。
坂本龍一が幼少期、ドビッシーの楽曲が大好きで、自分がドビッシーの生まれ変わりだと思うほどご執心だったそうな。
ドビッシーのピアノ曲は効果的な音の響きが美しく、映像的なイメージを持ちました。
無事に土曜日「さんわーくかぐや」さんでのコンサート「あさっての君に」が終了しました。
nishiharaguitarを持って行き、完全生音の演奏で、来場下さった皆さまにもとても喜んで頂けたようです。幸いにも天気に恵まれ、雨に降られることなく演奏を終えることが出来ました。
演奏後、西の空には息を飲むばかりの夕焼けを見ることが出来ました。
もしかしたら、あの子が天からプレゼントしてくれたのかも知れません。
かぐやの皆さま、理事長の慶子さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
かぐやさんでの演奏を終えた翌日は湘南台の近くにある中華料理店「三番」さんでの演奏でした。
多くの人にご来場下さりありがとうございました。
この三番さん、ちょっと不思議な空間でして、中華料理屋さんでありながらもライブが出来る空間として毎月沢山のミュージシャンが演奏を繰り広げています。
これもひとえに店長のひーちゃん(牧野ひとみさん)の人柄のたまもの。
知り合いの関東のミュージシャンが歌いに来ていたことも嬉しかったです。
新しく友人も出来ました。
またぜひ伺いたいと思います〜!
ひーちゃん、お越し下さった皆さまありがとうございました。
さんわーくかぐやさんには立派な竹林があります。
最近よく演奏する曲に「なよ竹のかぐや姫」という曲がありまして、その曲の雰囲気とマッチしていて演奏していてとても楽しかったです。
かぐやさんには他にも養鶏場があったり、山小屋があったり、アトリエがあったり。
様々な空間が有機的に結びついていて、その開放的な雰囲気がとても大好きです。
「なよ竹のかぐや姫」はまだ録音出来ていませんが、作品としてCDが出来たら真っ先に持っていきたいと思っています。
先日の中華三番さんでの演奏のときに、シンガーのAZUMIさんという方がご自身のマイクをお貸し下さいまして、これがとても良かったです。
品番はE604というダイナミックマイク。
通常ライブハウスにはSHUREのSM57が置かれているのが一般的ですが、このマイクは音のレンジが広くて、しかもしっかりと芯のある音を捉えてくれます。
とてもコンパクトなマイクなので、ツアーに持っていくのにはとてもいいマイクだなと思いました。
AZUMIさん、ありがとうございました!
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