アコシャンさんにて

久しぶりのブログ更新です。


夏にドイツへクラシックギターを学びに行ってきたのですが、そのレポートを書こう書こうと思いつつ、その思い出のひとつひとつを整理するなかで、うまく書こう書こうとおもいながら、どんどん筆が遅れてしまうという典型的な筆無精になっておりました(笑)。ドイツでの出来事はゆっくりと書いていきたいと思いますので、どうぞぜひ気長にお見守り下さい。


さて、昨日はシンガーソングライターの豊田勇造さんのライブにゲスト&サポートギターとして出演させて頂きました。

会場は叡電「修学院」駅の近くにある「アコシャン」さんにて。

普段は食堂として営業されていますが、ウッディな雰囲気のあるお店で、学生のころよく出演していたり、ライブのお手伝いをさせてもらっていた東京早稲田にあったJerryJeffというライブバーを思い出しました。


勇造さんはこのアコシャンさんにてもう10年にわたってライブを続けておられます。


勇造さんが大きなコンサート会場でやる以外のライブはファンの方が手作りでひとつひとつ企画されているものがあります。その会場は時にはお寺の境内だったり、喫茶店だったりするのですが、そんな「小さな町のライブハウス」をファンの方も勇造さんも本当に大切にされておられて、ひとつひとつのライブ会場がとってもあたたかい雰囲気に包まれます。


昨日のライブもそんな勇造さんとファンのみなさんとの長い時間のなかで育まれた、肩ひじはらない信頼関係のなかでライブが営まれていて、そんな素敵なライブに出演させて頂いて本当に光栄でした。


オープニングアクトでは

「The Water is Wide」というスコットランド民謡と

そしてサイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」を英国のギタリストバートヤンシュの「アンジー」という曲を添えて演奏させて頂きました。


勇造さんのライブは二部制で、セカンドの方ではサイドギターを弾かせて頂き、お客さんとの距離も近く、とってもいい雰囲気のなかでライブを終えることが出来ました。


勇造さん、アコシャンさん、そしてお声がけ下さった企画運営の服部さん、ありがとうございました。


今月はもう一回、今度は守口市で勇造さんのライブにサポートギターとして出演させて頂きます。


11月29日(土)

豊田勇造LIVE in守口

守口市 カフェギャラリーゆめどの
4:30pm 開場 5:00pm 開演
TEL 06-6997-8585
守口市金下町2-4-4(京阪守口市駅下車)
問合せ:TEL 06-6900-2503 サニーディ
3500円 1ドリンク付


勇造さん、守口のみなさんよろしくお願いしまーす!


よが

朝晩の冷え込む季節となりました。

ギターにはいい環境なのですが、身体が冷えてしまうことは要注意。

ギターを演奏する上で、「手や身体が冷えている」状態はあまりよくありません。

よく手をあたためて、スローなテンポで練習を初めていくのが効果的かと思われます。

 

と少し今日は身体のお話などを。

 

ドイツで短期間ではありましたがクラシックギターを習いに行っていましたが、

長時間の練習がたたったのか、はたまた18世紀から脈絡たる続く西洋音楽をじかにふれたからか、ただただた単に飛行機でずっと同じ姿勢だったのがよくなかったのか、それは分かりませんが、

帰国後、腰を痛めてしまいました。

 

ミュージシャンたるや体調管理も仕事のうち、…と頭の中では思ってはいても、ついつい座り作業の日々の練習や譜面書きのため、一度ギターをもって椅子にすわると、ずーっと同じ姿勢で居続けてしまいます。

 

これはいかん、根本的に身体に善きことをせねばと思い、

先月から住んでいる区の体育館が市民にひらいているヨガの教室にいくようになりました。

 

ヨガときくと、なんとなく「…のポーズ!!」的に、ものすごい身体をのばーしたり、どうやったらそうなってんのー!?みたいな関節の柔らかさが求められるような気がして、あえて今までやってこなかったのですが、そんな心配は無用でした。

 

僕が行っているヨガの教室はストレッチの延長のようなすごい気楽なものでして、本当にゆるーいヨガでした。(まあ、市民講座にも「やさしいヨガ」って書いてあったくらいだからなあ。)

 

ところが続けて、やっているうちに「ん!?」ということが。

 

腰痛がなくなったのです。

 

あれだけ痛かったのに、あれだけ整骨院に行ったのに、「え!?」っていうくらい。

 

自分でもびっくりするぐらい、身体がよくなりました。

時にはヨガへ行く直前にいまいち弾けてなかったところが、ヨガの教室から帰ってきたら左手の運指が良くなっていたり。

おそらく、ストレッチをすることで、体のバランスが矯正されて、無駄な力が抜けて、ギターに必要な最小限の力だけで演奏することが出来るようになったということでしょうか。

 

もちろん個人差はあると思いますし、一概には言えないかも知れませんが、

 

ヨガはミュージシャンにとってどうやらよいみたいです。

 

そして、タイトル。

僕の中で「ヨガ」はカタカナで書くよりも、

やっていることはすごいゆるいので

ひらがなで「よが」。

 

 

これからも無理しないでよがを続けていけたらと思います。

皆様もお身体をお大事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

PV

飯島アツシさんのサポートギターで上京しています。

アツシさんの新曲に僕がギターで参加する曲がありまして、

その曲のプロモーションビデオの撮影に参加させて頂きました。


僕は自分でビデオ撮影してYOUTUBEにあげたりはするのですが、動画でプロのスタッフさんに囲まれて演奏するのは初めての機会でした。


上の写真は、撮影の合間に僕のアーティスト写真を取って頂いている図です。


アツシさん、スタッフさんありがとうございました!



ツアーファイナル終了!

Next Sunday(写真提供 石堂様)
Next Sunday(写真提供 石堂様)

無事に東京での演奏を終えました。

ツアーファイナル、お越し下さった皆様、そしてツアーで出会った方々、全国各地でツアーを企画して下さり支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

 

今年はソロギタリストとしてだけではなく、サポートギタリストとしても沢山の場所で演奏させて頂きました。

 

北は北海道、南は九州まで。

 

沢山のステージを重ね、多くの経験を積み、新しくいろんな人と出会い、音楽を共有できることはミュージシャンにとって何にも代えがたい宝物です。


これからもどんどんギターの腕を磨いて、成長して、また皆様にご披露出来たらと思っています。

 

ボーカルのアツシさん、ありがとうございました。
キーボードのたかぎさん、ありがとうございました。

もっともっと羽ばたきます!


Many Thanks and A lot of Love !

全員集合。(写真提供 石堂様)
全員集合。(写真提供 石堂様)

豊田勇造LIVE in守口

 

今週末は豊田勇造さんのライブのオープニングアクトとサイドギターを務めさせて頂きました。

大役を終えて、ほっと一息ついております。


会場は守口市駅からスグのカフェ「ゆめどの」さまにて。 

古民家を改装された素敵なカフェです。

リハの合間に特製のひよこ豆のカレーを頂きました。美味しかった〜!

 

ライブということで音響機材が搬入されて組み立てられていきます。

 

満員のお客様の中、まずはオープニングアクトで演奏させてもらいました。

 

勇造さんから「オープニングはゆっくりやってええで。」とのお言葉を頂きましたので、たくさん演奏させて頂きました。

ラグタイム、スコットランド民謡、アイルランドのジグ、そしてオリジナル曲。

守口で演奏するのは初めてでしたが、皆様に温かく見守って頂けました。

ありがとうございました。



ライブ開始、まずは勇造さんのソロでスタートです。

勇造さんのギターは本当に豊かな音がします。

マイク取りとは思えないほど、広いレンジのギターのサウンドが会場を満たします。

そこに勇造さんの「歌」が絶妙な間をとりながら入っていく。

大先輩のステージアクトを間近に見ながら、その「間」の気持ちよさに感じ入っておりました。


僕のようなソロギターをするものは「絶えず音を満たすこと」に意識がいきがちですが、

それだけでは十分ではないことに気づきました。

音を絞り、時には音を消し、そしてまた音を紡ぐ。

その「間」の組み立てかたが音楽なのだと。


写真提供 小林様
写真提供 小林様

二部ではサイドギターを務めさせて頂きました。


サイドギターというものは実は難しいものです。

勇造さんの歌の世界にどのように寄り添い、歌の世界を広げることが出来るか。

ある時は激しく、ある時は静かに、ある時は伴奏者となり、ある時はリズム隊となり、

そしてある時はソロを取る。

曲を口ずさみながら、歌の一節一節に反応しながら。

まだまだ修行の日々です。


(勇造さんのサイドを弾くときに参考にさせて頂いているのは勇造さんとギタリスト仲豊夫さんとのセッションアルバム「夢で会いたい」です。)

 

勇造さんという偉大なる歌唄いの肩を沢山借りながら演奏させて頂きました。


 

無事にライブが終わり、打ち上げで皆様と。

 

勇造さん、今回OA&サイドギターとして呼んで下さった企画「うさぎとほたる」さん、けい子さん、そして守口の皆様、本当にありがとうございました!

 

また修行して、「ほんものの歌唄い」にふさわしいギタリストになれるように頑張ります!