名曲の名カバーを二つご紹介します。
まずは一つ目。「The Weight」/ John Denver
「Take me home, country road (邦題 『故郷へ帰りたい』)」で知られるJohn DenverがThe Bandの名曲「The Weight」(1968)をカバーしています。僕のなかでジョン・デンバーは古きよきアメリカのカントリーシンガーというイメージであまりロックの印象がなかったのですが、このバージョンは別モノ。原曲の勢いそのままに、ジョン・デンバーがめちゃくちゃロックしてます。このテイクのバンド・サウンドもとてもバランスが良くて、聴きやすいです。僕はこのバージョンをダウンロードアプリで発見したのですが、アルバムには収録されていないかも知れません。
2つ目。「Mr.Bojangles」/ Nina Simon
「Mr.Bojangles」という曲はJerry Jeff Walkerというアメリカのシンガーソングライターが1968年に発表した、アメリカでは知らぬものなしというカントリーの名曲。監獄で出会ったMr.Bojangles というお爺さんの物語が主題です。カバーしているのはNina Simon。NinaSimonのまるでアルト・サックスのような伸びやかな声が、静かなバックバンドのなかでしっとりと響いて、なかなか心に沁みるカバーとなっています。
今回は洋楽のご紹介でしたが、
邦楽のオススメカバーもまた機会があればご紹介したいと思います。