眞吾先生のヴィラ=ロボス

 

クラシックギターの師「藤井眞吾」先生の年内最後のコンサートを聴きに行ってきました。

 

会場は烏丸丸太町にある「アートステージ567」(コロナ)さん。

 

町家造りのギャラリーの二階にあります。

 

プログラムは

 

A. Barrios「Julia Florida」

 

H.V-Lobos (ヴィラ=ロボス)

 前奏曲2番、3番、4番

 練習曲 9番、6番、12番

 

C.Domeniconi 「コユンババ」

 

岡野貞一「ふるさと」(編曲 藤井眞吾)


F.Sor 作品35より7つの練習曲 No.14 No.16 No.17 No.22 No.19 No,18 No,24

 

I.Albeniz「グラナダ」「入江のざわめき」「マジョルカ」「カタロニア奇想曲」(編曲 藤井眞吾)

 

など。

 

僕は目下、ヴィラ=ロボスのレパートリーを修行中で、

先生のヴィラ=ロボスの演奏を演奏会で聴くことが出来て、大変勉強になりました。

ちなみにヴィラ=ロボスの練習曲は12番まであり、

前奏曲は全部で5つあります。

 

ヴィラ=ロボスは先生によりますところ「20世紀でもっとも多くの楽器のために作曲した作曲家」。

ヴィラ=ロボスの手によるギターのレパートリーはその膨大な作品群のなかの一部なのですが、

そのどれもがアイデアやインスピレーションの宝庫のような楽曲ばかりで、

ギターという楽器を熟知したヴィラ=ロボスの発想力に、

いつも感嘆の念を禁じえません。

 

いつかクラシックギターのコンサートをしてみたいと思った夜でした。

 

  

アートステージ567 http://567.gr.jp/