書店をぶらりと歩いていたら堺雅人さんのエッセイ集を見つけました。
堺雅人「文・堺雅人」文春文庫 650円
一つあたり4〜5ページほどのエッセイが50個ほど書かれていて、ちょっと時間が空いたときに読むのにぴったりです。
語り口はとてもやわらかで、肩の力のぬけた堺さんのやさしい人柄が伝わってきます。
読みながら、この文章のやわらかいニュアンスをどこかで感じたとがあるなあと思い、
それが友部正人さんのものであることに思い当たりました。
旅をしながら舞台を重ねる俳優と、旅をしながら歌を歌うシンガーソングライター。
決して力むことなく、その場にそっと溶けこむような人柄。
そんなチカラが堺さんにも友部さんにもあるのだろうと思いました。
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